スーツの着こなし20のポイント

 

とりあえず正しい靴を一足そろえておく

 

日本人が間違えがちなのは「スーツに合わせる靴」だとよく言われます。あなたは大丈夫でしょうか。

「きちんとしたスーツスタイル」には「きちんとしたスーツスタイルに合う靴」が欠かせません。スーツを仕事で着る人がまず一足そろえるべきは、下記のような靴です。

●色はダーク・表革

●すんなりとした形

●ヒモあり・内羽根式

●ラウンドトゥ

●磨かれた光沢があるもの

 

このような靴にはどんな種類があるか、下記をご覧下さい。

 

 

おすすめする靴の種類

 

おすすめしたい第一候補は「ストレートチップ」です。フォーマルから日常の仕事までカバーできる優れものです。

 

 

 

上記のようなストレートチップは、どちらかというとかなりピシッとした硬い印象を作ります。そういった印象だけなく、もう少しリラックスした雰囲気の一足も欲しいと思われたら、二足目には違う色の「プレーントゥ」はいかがでしょうか。

 

 

トゥのデザインに注意

 

上の二種類には最もポピュラーな形であり、男性なら一足は持つようなものです。それだけに、ディテールにけっこうバリエーションが生まれており、誰もが自分の好みに合わせて選べるようになっています。

それはいいのですが、そのディテールによっては、「カジュアルすぎる」「フォーマルではダメ」などと微妙にひっかかるものもあります。特にトゥのデザインに注意が必要です。

「どんな場面でも間違いない」ノーマルな形を知っておいてください。

 

 

いちばんノーマルな形は「ラウンドトゥ」と呼ばれる丸みのあるトゥです。あまり丸すぎると、少しダサいイメージですので。やや細めを意識してください。

尖った印象のポインテッドトゥは、おしゃれな印象になりますが、硬い場面やフォーマルには向きません。角ばったスクエアトゥは同じくおしゃれな印象ですが、カジュアルなイメージです。

なお、最近出回っている、先がかなり長くトゥが尖った形のものは、昔ギャングがよく履いていた形で、あえて不良っぽく装うためのおしゃれアイテムです。普通のスーツに合わせてはダサいだけで、おまけに不真面目な印象です。通常のビジネスには全く向きませんので気をつけて下さい。

 

 

靴についてさらに詳しく

 

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