スーツの着こなし20のポイント

 

シャツ選びを間違えてはいけない

 

ビジネス時に着るスーツは「仕事という場にふさわしいきちんとした格好」とも言い換えられます。そんなビジネススタイルのスーツの中に着るのは「ドレスシャツ」に限ります。ドレスシャツはカジュアル用のシャツとは厳密に区別されます。

「ドレスシャツ」というと、「女性のドレスのような華やかなシャツ」みたいな想像をする人もいるかもしれません。しかし、実際は「きちんとした装いのためのシャツ」と理解すればよいのです。ネクタイが似合うシャツ、というとわかりやすいでしょうか。

ここでいちばん大切な、理解すべきことは「ビジネス時のスーツに合わせるのはドレスシャツである。ドレスシャツはカジュアルシャツとは厳密に区別される」ということです。

ここを間違い、カジュアルとされるシャツを知らずに着ている人が日本には多く、きちんとしたスーツスタイルの知識を持つ人やスーツを着慣れた海外のビジネスパーソンからが嘆くことがよくあります。シャツ選びを間違うと、「デキる人」の印象になるどころか、場合によっては物笑いのタネになります。まずはふさわしいシャツとそうでないシャツは知っておいてください。

 

スーツにふさわしいシャツとそうでないシャツ

 

下の図は、スーツにふさわしいシャツとそうでないシャツを簡単に説明した図です。

ここでは「ボタンダウンシャツ」に注意してください。ボタンダウンシャツを通常のビジネススーツに合わせるのは間違った着こなしです。

しかし、多くの日本人ビジネスパーソンが間違って、ボタンダウンシャツをスーツの下に着こんでいます。「そんなバカな」と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし本当なのです。しかし、だからといって恥ずかしく思わないでください。間違ってもしょうがない理由があるのです。それはまた機会があるときにお話ししましょう。

このページでは「通常、ビジネススーツにボタンダウンシャツは決して合わせない」と覚えておいてください。


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