最後に簡単なクイズで、「ソーシャルスタイル」の理解度を試してみましょう
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理解から応用へ
ここまで、「表象システム」と「ソーシャルスタイル」で人の傾向を知り、それをコミュニケーションや仕事の場面で応用する方法を学んできました。「表象システム」は判別もしやすいですが、「ソーシャルスタイル」は、完全に使いこなすには、まだ少し難しく感じているかもしれません。しかし、ここでがんばって内容をつかんでくだされば、日常の人間関係、チームビルディング、人の指導、交渉、営業などさまざまな場面で応用でき、説得力や影響力を高めるためにも役立ちます。 最後に簡単なクイズで答えを考えてみて、さらに理解を進めてください。
Q1.
あるプロジェクトの会議があっています。計画案の候補がA・B・Cと3つあり、どれを選ぼうかと話し合っています。
ここで発言したWさん、Xさん、Yさん、Zさん、それぞれ「アナリティカル」「ドライバー」「アミアブル」「エクスプレッシブ」とタイプがバラバラです。 どの人がどのタイプでしょうか? その理由も考えてください。
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Q2.
あなたなりの答えを考えてみてください。
もし仕事を与えるとしたら、アナリティカル、ドライバー、アミアブル、エクスプレッシブの各タイプにはそれぞれどんな内容の仕事に向いていると思いますか?
また不向きな業務は何でしょうか?
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Q3.
「褒めること」は重要なコミュニケーションスキルと前にお伝えしましたが、それぞれのタイプが評価されると喜ぶポイントはどんなところだと思いますか?
(相手にあった褒め方ができると、あなたの影響力は強くなります。よく考えてみてください)
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タイプが違えば価値観も違う
最後はクイズでソーシャルスタイル各タイプの特徴を確認していただきました。
最初にもお伝えしましたが、この章の目的は、他人と自分との違いを具体的に知っていただくことです。そのため前半では「VAK」もご説明しました。 五感の使い方にはクセがあり、そのクセによって性質にも違いが生まれるということを興味深く感じていただけたのではないかと思います。
人の外界からの情報の捉え方とそれを反応や行動、記憶などにアウトプットしていくシステムは幼少の頃に大部分が形成され、その後にその人独自の経験を重ねながら有機的に進化します。その結果、人はそれぞれモチベーションを感じるものが違えば、「ここを認められたい」というポイントも違うことを頭に入れてください。それが人それぞれの「価値観」の違いなのです。 相手の価値観はどこにあるのか?ということに常に関心を持ってください。相手の価値観を尊重できることが、あなたのコミュニケーションだけでなく人間性を豊かにする鍵です。
パーソナリティタイプと気付きを記録しておきましょう
メールフォームで自分のパーソナリティタイプと今回学んだ気付きを記録しておきましょう。メールを送信すると自分とコンサルタントに記録が届きます。